家を建てるときにかかるお金のはなし。
おそらく初めに思っているよりもさまざまな費用が発生します。
たとえば・・・・・・
こんな家に住みたい、こんな間取りがいい、考えをカタチにするために必要な“設計”の費用。
こういう家を建てますという申請をして、許可をとるためにかかる費用。
建物(家)の費用。
庭(外構)の費用。
水道や下水を引き込みための費用。
登記などにかかる費用。
その他、地盤の調査費用やその調査でわかる良否によって地盤改良にかかる費用。
許可申請や生活に必要なインフラを整えるためにかかる費用など。
その他雑費や引越、家具・家電などたくさんの費用があります。
そのため、計画の段階で一つひとつを整理していき、把握していくことが大切です。
家の建てることは本当に大きなイベントで、家族で話し合い、将来を考え、どんな生活を理想としているのかを共有していくことで、何が必要なのかを確かめていただけたらと思います。
私たちが提案する“住まい”は、“商品”ではありません。
また、私たちの家の建てるお仕事は、“商品”を“売る”のとは少し違うと考えています。
これはいくら?
こうしたらいくら?
など、打合せをしていく過程でやりたいことと予算の掛け合わせが出てきます。
もちろん、予算によってやるかやらないのかの判断基準となりますが、
その場での打合せでは金額を提示できない場合がほとんどです。
なぜなら、私たちが提案しているものは、0から考え、つくることだからです。規格化された商品を組み合わせて提案するのでなく、打合せでの対話や要望を聞き、細やかな対応ができるのが、造作であり、それをカタチにしていく。考える人、つくる人がいる。
こうしたものづくりのためには、見積といった作業が必要なのです。
値札のついた“商品”を“売る”、 “商品”を“買う”の関係ではなく、
家をたてる建主の“想い”を“カタチ”する関係だと考えています。
